特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会(VCPC)は上記テーマでメンバーズミーティングを開催いたします。
日本企業の地盤低下の主な要因は、日本企業の価値創出力がグローバルで優位性を持てなくなったことにあると言えます。DXも単に効率化を進めるだけでなく、グローバルな視点で経済・社会・環境価値を高め、新たな顧客価値を創出できるよう、企業全体の革新を目指さなければなりません。
また、DXにおいては、ソリューション・ツールが競争力強化に資することは勿論ですが、それ以上に、それらを活用するための基盤・基礎のあり方の検討がより重要になっていると考えます。
そこで今回のメンバーズミーティングでは、「デジタル時代の顧客価値提供基盤の創り方」をテーマとし、
第一講演では、顧客価値提供のトリガーを担う最前線となる営業の観点から、「自社の提供価値を最大化させるための顧客ニーズとの向き合い方」を、
第二講演では、国際標準のビジネスプロセスモデルSCOR(Supply Chain Operations Reference-model)の視点から、「エンタープライズ価値革新へSCOR DSが与えるインパクト-SCOR DSの価値は、オープン&グローバルの視座から見えてくる-」を語っていただきます。
皆さまの企業の本質的な競争力強化(CX)を考える際のご参考となれば幸いです。
経営企画、マーケティング、製品開発、営業、購買、生産、保守サポート、物流等、一連のバリューチェーンプロセスに携わる多くの方々のご来場をお待ちしております。
なお、本セミナーは、VCPCメンバー以外の方もご参加いただけます。
開催日程: 2025年3月7日(金) 14:00~16:40 (開場13:45)
開催会場: 横浜市神奈川区鶴屋町3-32-13 第2安田ビル8階
神奈川県情報サービス産業協会 会議室
・横浜駅西口地下街ジョイナス南12番出口より出て徒歩1分
(MAP) https://www.kia.or.jp/access/
セミナー参加費: 無料
定員人数: 115人(オンサイト:15名、オンライン:100名)
参加のお申し込みは、下記のPeatixイベント申し込みよりお願いいたします。
●会場にご来場し参加される方 ⇒ https://peatix.com/event/4263137/
●オンラインで参加される方(Zoom配信) ⇒ https://peatix.com/event/4263073/
※ Zoomの接続情報は、Peatixの申し込み完了者用のページでご案内しております。
Peatixの申し込み完了後、上記URLにてPeatixに再度ログインして下さい。
最初に表示されるページに、[イベントに参加]ボタンが表示されます。ボタン押下後に表示される
ページにZoom接続情報が記載されております。
◆ITコーディネータの実践力ポイント4時間1ポイントで、14:00~16:40の時間分ポイントがつきます!!
=====プログラム=====
司会進行: VCPC理事 丸山 稔
■ 14:00-14:10 VCPCご挨拶 理事長 黒坂 武祐(プロセスデザイン総合教育研究所)
■ 14:10-15:20 【講演-1】 (Q&A含め70分)
「自社の提供価値を最大化させるための顧客ニーズとの向き合い方」
シェルパワークス株式会社 セールス&マーケティング部
部長 兼 コンサルタント
田門 誠一郎 様
概要:
企業が自社の提供価値を高め、顧客との関係性を深化させていくためには、顧客ニーズを“把握・深堀り”するだけではなく、顧客とともに“ニーズを形成する”ことがますます重要になっています。顧客との情報格差がなくなっていく状況において、顧客と接するあらゆる部門が“インサイト(知見)”を提示し対話することが求められています。
本講演では、①顧客ニーズを構造的に把握する手法、②顧客にインサイトを提示する手法、についてご紹介いたします。
(休憩 5分)
■ 15:25-16:35 【講演-2】 (Q&A含め70分)
「エンタープライズ価値革新へSCOR DSが与えるインパクト
— SCOR DSの価値は、オープン&グローバルの視座から見えてくる —」
フューチャーナレッジコンサルティング株式会社(FKC)
デジタルビジネスリード ービジネスアーキテクト
川野 俊文 様
概要:
企業のサプライチェーン革新は、経営モデルがトランスナショナル企業に向かう中、ダイナミックな変化への対応と共に、競争力強化への期待が高まっている。
サプライチェーン革新は企業戦略の一部として重要視される中、SCOR Digital Standard V14(SCOR DS)はデジタル技術の活用による持続的な成長と価値を創り出す力の視点から捉えることで企業の価値革新を支えます。
本講演では、オープン&デジタル活用の日米比較や日本固有の特性を踏まえつつ、生成AIなどのデジタル技術の活用を展望し、新たな顧客価値創出の方向、デジタル人材への期待について解説し、SCOR DSがエンタープライズ価値革新に与える意義を考察します。
■ 16:35-16:40 クロージング VCPC理事 阿部 幸裕
*講師プロフィール*
講演1 田門 誠一郎 講師
2004年~ 産業機械メーカーで国内・海外の製造メーカーを担当。新規事業開発担当者として海外メーカーとの折衝業務を担う。
2009年~ 業検査機メーカーで、販売促進部門・営業推進部門を立ち上げ、営業人材育成と販売資料整備を担当。社内システム(顧客管理、生産管理、設計管理)の統合プロジェクトを担当。営業本部長として国内営業部門を統括。
2021年、シェルパワークスに入社。営業組織の営業力強化に向けたコンサルティング提供を行う(営業人材育成、営業マネジメント強化、育成体系構築など)。セールスおよびマーケティングチームを統括。
講演2 川野 俊文 講師
20年以上にわたりビジネス戦略とデジタル変革の分野で、製造業を中心に企業の業務変革プロジェクトに従事してきました。その間、米国の標準化団体(OMG, BAGuild)での標準化活動をとおして、米国、オランダ、シンガポール、中国でのデジタルプロジェクトに参画。
2024年にフューチャーナレッジコンサルティング株式会社に移籍、ビジネスアーキテクトとして顧客のDXプロジェクトの立上をとおして、デジタル技術の活用による経営と現場の一体化、デジタル人財の育成を支援しています。
以上