バリューチェーンをプロセス参照モデル活用で改革!

PLCOR

Product Lifecycle Operations Reference model

概要

PLCORはAPICS Supply Chain Councilが提唱するプロダクトライフサイクル マネジメントのプロセス参照モデルです。

モデルの対象領域

■プロダクトライフサイクル

新製品や新ビジネスのアイディアをコンセプトにまとめ、市場へ投入しフィードバックを得るサイクルを繰り返す一連のプロセス

■ xCOR (*1)におけるPLCORの位置付け

(上図の出展はAPICS)

(*1)SCOR,DCOR,CCOR,PLCORを総称してxCORと表現する。

モデルの構成要素

■プロセス (Process)

3つのプロセスタイプと6つのレベル1プロセス

Process type Level-1 Process
計画プロセス Plan
実行プロセス Ideate, Develop, Launch, Revise
イネイブルプロセス Enable


3段階の階層構造

レベル1プロセスから、レベル2プロセス、レベル3プロセスへと細分化された、3階層の詳細度でプロセスを定義

レベル1 ⇒ レベル2 ⇒ レベル3

■メトリクス (Performance)

5つの評価属性(Performance attribute)とレベル1メトリクス

Attribute Level-1 Metric
Reliability Perfect Product Launch
Customer Satisfaction Achievement
Product (or Brand) Loyalty
Responsiveness Time to Tipping Point
Time-to-Volume
Time-to-market
Agility Product Portfolio Value at Risk
Upside Product Launch Flexibility
Upside Product Launch Adaptability
Cost Product Management Cost
Assets Product ROI

 

■プラクティス (Practices)

プロダクトライフサイクルマネジメントで適用可能なベストプラクティスを、実践するプロセス要素と関係付けて明示

 

活用ケース

PLCORを新ビジネスや新製品の企画から立ち上げ、そしてEnd-of-lifeに至るプロダクトライフサイクルマネジメントおけるコミュニケーションツール(共通言語)として活用することで、

  • 事業企画の策定
  • プロダクト ポートフォリオ マネジメント
  • 新ビジネス開発体制の分析と設計
  • 新ビジネス開発プロセスの分析と設計
  • プロダクトライフサイクルマネジメントに関する成熟度評価

等を、効果的かつ効率的に行うことが可能となります。

For more information

PLCOR®の開発・所有者

*注)SCOR®とは異なり継続的な改版は現在行われていません。

APICS Supply chain council スポンサー
APICS Supply chain council アカデミック会員
  • 特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会
PAGETOP
Copyright © バリューチェーンプロセス協議会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.
PAGE TOP