特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会(VCPC)は上記テーマでメンバーズミーティングを開催いたします。

 今や「DX」は、すべての企業の合言葉と言ってよい状況であり、S C Mもまた、DXの主戦場の一つとして、デジタル化が強力に進められています。
 一方、SCM業務のデジタル活用による効率化・改革を進めていく上で、不確実性への迅速な対応力を併せて実装することが強く求められており、取組みの難度が、非常に高くなってきています。言い換えれば、デジタル時代のサプライチェーン改革では、不確実性顕在化の影響から素早く脱して常態に早期に復帰する「レジリエンスの強化」と、「ビジネスパフォーマンス向上」を、同時に実現することが、強く求められています。
 そのためには、パフォーマンス向上の観点だけでなく、レジリエンスの観点から、ビジネスを捉えて、改革を進めていくことが重要と考えます。
 今回のメンバーズミーティングでは、この「レジリエンス」に焦点を当て、第一講演では、「サプライチェーンのレジリエンスを強化するための定石」を、第二講演では、SCM世界のデファクト国際標準ツールSCOR の視点から、「レジリエンス強化の取組み実行のための人材育成フレームワーク」を語っていただきます。

 経営企画、マーケティング、製品開発、営業、購買、生産、保守サポート、物流等、一連のバリューチェーンプロセスに携わる多くの方々のご来場をお待ちしております。  
 なお、本セミナーは、VCPCメンバー以外の方もご参加いただけます。

開催日程: 2024年11月21日(木) 14:00~16:40 (開場13:45)
開催会場: 横浜市神奈川区鶴屋町3-32-13 第2安田ビル8階
        神奈川県情報サービス産業協会 会議室
        ・横浜駅西口地下街ジョイナス南12番出口より出て徒歩1分
                      (MAP) https://www.kia.or.jp/access/
セミナー参加費: 無料
定員人数: 115人(オンサイト:15名、オンライン:100名)

参加のお申し込みは、下記のPeatixイベント申し込みよりお願いいたします。
 ●会場にご来場し参加される方 ⇒ https://peatix.com/event/4136093/

 ●オンラインで参加される方(Zoom配信) ⇒ https://peatix.com/event/4136137/
  ※ Zoomの接続情報は、Peatixの申し込み完了者用のページでご案内しております。
   Peatixの申し込み完了後、上記URLにてPeatixに再度ログインして下さい。
   最初に表示されるページに、[イベントに参加]ボタンが表示されます。ボタン押下後に表示される
   ページにZoom接続情報が記載されております。

◆ITコーディネータの実践力ポイント4時間1ポイントで、14:00~1 6:40の時間分ポイントがつきます!!

=====プログラム=====

司会進行: VCPC理事 丸山 稔
■ 14:00-14:10 VCPCご挨拶 理事長 黒坂 武祐(プロセスデザイン総合教育研究所)

■ 14:10-15:20 【講演-1】 (Q&A含め70分)
 「サプライチェーン・レジリエンス向上へ向けた定石と企業事例」
  株式会社日立ソリューションズ東日本 サービスイノベーション事業部 主任技師
  CPIM, CSCP, CLTD, SCOR-P
  丹治 秀明 様

概要:
 コロナ禍、地政学リスクの高まりをきっかけに、サプライチェーンの変化への対応力、レジリエンスの向上は、企業の競争力を左右する重要な属性として着目され、定着しました。
 レジリエンス向上へ向けては定石といえる切り口が存在します。近年のデジタル化の進展も踏まえた切り口も組み合わせ、レジリエンスを高めた企業は着実に飛躍しています。
 本講演ではサプライチェーン・レジリエンス向上の定石とデジタル化の進展に伴って求められる視点、レジリエンス向上を通じ競争力を高めたといえる企業事例に触れることで、聴講者の従前及び向後の取り組みの評価・見直しの一助として頂くことを企図します。

(休憩 5分)

■ 15:25-16:35 【講演-2】 (Q&A含め70分)
 「国際標準プロセス参照モデルSCORが示唆するデジタルSCM時代の人材育成」
  バリューチェーンプロセス協議会(VCPC)理事
  阿部 幸裕 様

概要:
 1996年に誕生したプロセス参照モデルSCOR(Supply Chain Operations Reference-model)は、SCM改革におけるデファクト国際標準としてのプロセス参照モデルとしての地位を確固たるものとしています。特に、2022年にリリースされた最新バージョン(SCOR Ver.14:第二世代SCOR DS/SCOR Digital Standard)は、デジタル時代のSCMのあり方を強く意識して、Ver.1以来の枠組みを大きく変更したものとなっています。
 今回の講演では、SCORコンテンツに含まれる”People”に焦点を当て、SCOR視点から見た、デジタル時代のSCM人材の育成フレームワークについて、レジリエンス強化を事例にして、お話しします。
 
■ 16:35-16:40  クロージング VCPC理事

以上

Follow me!