バリューチェーンをプロセス参照モデル活用で改革!

業務参照モデル (旧名:ESCORT/EDCORT)

業務参照モデル

概要

企業連携のためのプロセス参照モデルであるSCOR/DCORでは、プロセス階層レベル1~3までしか定義されていません。欧米企業は当然ながら自社の標準プロセスとしてレベル1~4までを定義していること、これを前提としていますのでレベル3で充分なのです。

一方、非明示的管理方式の日本企業は、自社の標準プロセスどころか現状の見える化さえほとんど行われていません。そこで、プロセスデザインエンジニアリング社が、SCOR/DCORを下記の経営機能領域に水平に拡張して、かつ定義対象をレベル4までに垂直に拡張しました。プロセスフローやプロセス詳細記述書以外に、企業の全業務機能リスト、業務ルール説明書、業務用語集などを付加しています。

このうちのレベル1-3までが、VCPC公開コンテンツなのです。

モデルの対象領域

■対象経営機能

マーケティング、人的販売、商品企画・開発、各種設計・試作・設計修正(DCORと同じ)、サプライチェーン計画・調達・製造・出荷(SCORと同じ)、顧客サービスという経営機能を対象とした、レベル1~4までのプロセス参照モデル。

人事や経理など上記以外の経営機能は、業務機能体系表としてレベル1~4までのプロセス名だけを定義。

レベル1~3までをVCPC公開コンテンツとして公開中です。

モデルの構成要素

■業務参照モデルの概要

2.1 業務参照モデルの概要

2.1.0 業務参照モデルとは
2.1.1 業務参照モデルのコンテンツ
2.1.2 業務参照モデルがカバーする業務範囲
2.1.3 業務参照モデルの利用メリット
2.1.4 業務参照モデルを利用したプロセスモデリングの成果物
2.1.5 業務参照モデルの主な特長

 

■業務参照モデルの利用方法

2.2 業務参照モデルの利用方法

2.2.1 プロセスフローの記述
2.2.2 プロセス詳細の記述(プロセス詳細記述書の作成)
2.2.3 業務ルールの記述(業務ルール説明書の作成)
2.2.4 プロセス記述事例や研修演習時における効果

 

■業務参照モデルを活用したプロセス記述・分析・設計に関する技法・ツール・事例
・プロセスフローの調査・記述の技法M561AN
プロセスフローの調査・記述(例)M310-201N
レベル4プロセス図(最終的な例)M310-202N

プロセス機能詳細の調査の技法M900-562AN
プロセス機能詳細記述の事例M310-211N

活用ケース

1.ビジネスプロセスのレベル1~3までの調査・記述・分析・設計

ーレベル1 事業戦略の策定やレビュー、事業リスク分析、M&A交渉

ーレベル2 事業戦略から業務改革への落とし込み

ーレベル3 業務改革からビジネスプロセス改革への落とし込み(組織や人、プロセスやルール、IT要求を含む)

ーレベル4 プロセス改革を反映したプロセス改善、IT要求定義(いわゆる「超上流」のため)

2.初級/中堅SEの業務知識としての研修コンテンツ

3.マネジメント層の全体最適を考えるための各種研修コンテンツ

ーたとえば、TOC現状分析ツリーではレベル2の粒度で描き、根本原因(ボトルネック)を特定するとか。このための技法・ルールだけでなく多数の事例があります。こうした因果関係図は、そこに記述された事象のプロセス粒度が同一でなければ、正しい因果関係を表していません。

 

業務参照モデルの開発・所有者

プロセスデザインエンジニアリング社

 

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