~デジタル新時代とグローバル化リスク 新日本的経営のデザイン~
【概要】
特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会(VCPC)の年次大会「バリューチェーンセミナー日本2022」を、7月15日(金)にオンサイト会場とオンライン配信のハイブリッド方式で開催いたします。
日本ではデジタル化や生産性でもはや先進国と言えなくなるような地盤沈下が進む中で、ロシアによるウクライナ侵攻が勃発しエネルギー、食料、鉱物資源などの供給リスクも顕在化してきました。
本セミナーでは、デジタル新時代とグルーバル化リスクを乗り越えるための「新日本的経営のデザイン」をテーマとし、皆さまのバリューチェーン強靭化のヒントにしていただけたらと思います。
講師には本テーマの第一者として、この度『DX時代をリードする新日本的経営のデザイン―世界で勝てる価値創造経営を実現する現場力活用―』を出版された青森中央学院小松原聡教授と、日本最大の発電会社JERAの前社長で和歌山大学客員教授の垣見祐二氏にご登壇いただきます。
【開催要項】
日時: 2022年7月15日(金)13:35~16:50(開場13:25)
場所: 市ヶ谷健保会館・会議室(市ヶ谷)D室
http://www.jjk.or.jp/map.html
東京メトロ日比谷線、都営浅草線「東銀座」駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線「築地市場」駅A3出口より徒歩5分
参加費:無料
【プログラム】
司会進行役: 丸山 理事
■ 13:35-13:40 VCPCご挨拶 理事長 黒坂 武祐(CCNグループ)
1.VCPC WG(ワーキンググループ)のご紹介
■ 13:40-14:00 運用制御ワーキング WGリーダー 大石 高至
2016年に運用制御WG活動を開始して早や6年が経過しました。本発表ではこれまでの運用制御WG活動を概括し、今後の研究活動の展望についてご紹介します。
■ 14:00-14:20 DX for VCM ワーキング WGリーダー鈴木 淳一(三井E&Sシステム技研株式会社)
DCM(デジタルサプライネットワークの参照モデル)の成熟度モデルの理解と活用を検討しています。WGで作成したベンチマーク表とその活用について紹介します。
■ 14:20-14:40 PCF活用ワーキング WGリーダー 黒坂 武祐(CCNグループ)
APQCのPCF7.2.1クロスインダストリー版の企業活動全業務プロセスの参照モデルを読み解く活用WGの内容をご紹介致します。
<休憩10分>
2.基調講演
■ 14:50~15:50 垣見祐二 和歌山大学 経済学研究科 客員教授、
スリーゼットコンサルティング 代表
エネルギー安全保障と企業経営
~バリューチェーンの視点から日本の燃料・発電会社の企業経営戦略を考える~
ロシアによるウクライナ侵攻により、エネルギー安全保障の重要性が再認識されつつある。資源・燃料分野の中でも、最近、とくに話題となっている天然ガス・LNG分野に焦点をあて、エネルギー安全保障についての考え方、バリューチェーンの特性、天然ガス・LNG市場の行方、日本の燃料調達・発電事業会社の戦略、シェル社によるシナリオ分析について考えてみたい。
<休憩10分>
3.出版記念特別講演
■ 16:00~16:45 小松原聡 青森中央学院大学 経営法学部 教授 (地域マネジメント研究所長)、
VCPC 日本型企業再生モデル研究ワーキング・グループ メンバー
DX時代をリードする新日本的経営のデザイン
―世界で勝てる価値創造経営を実現する現場力活用―
過去30年余り、多くの日本企業が劣化し価値創造が停滞したことで、日本社会も地盤沈下した。日本型企業再生モデル研究WGでは、DX時代に求められる現場力高度化による、価値創造企業再生のための能力進化要件を検討してきた。その成果である、「汎用多次元データ構造」等による中核的ハード基盤整備と、「ヒューマン・リソース・キャンバス」等を活用した重要ソフト基盤の確立による、企業の有機的適応力構築のあり方を紹介する。
■ 16:45-16:50 セミナー閉会のごあいさつ VCPC 理事
=======プログラム=======
<会場撤収10分>
懇親会(先着順)(14名)