~ 今一度、DXの根幹、トランスフォームの意味を再考する ~

オンライン開催のお知らせ

【開催案内】

特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会(VCPC)の年次大会「バリューチェーンセミナー日本2021」を、「VCPCウィーク」と称して、7月6日(火)から8日(木)にかけてオンライン配信で開催いたします。

今回のセミナーは、「トランスフォーム(劇的な変容)」を基調テーマとし、日別に設定したサブテーマに関する有識者にご講演を賜ります。また、ワーキンググループ活動の紹介も併せてを行い、「VCPCの今」をお伝えするバラエティーに富んだ内容を企画しております。

実のところ、世の中に散見する多くの、業務改善、IT導入、マネジメント施策等は、何を変えるか、どのように変えるかといった「What」や「How」にフォーカスしてしまい、「Why(何のために/なぜ業務改善するのか、IT導入するのか、なぜマネジメント施策を変えるのか)」が疎かになる傾向が強いと言えます。目的や必要性を理解しないまま施策遂行を進めると、本来の目的に向けた業務変革・チェンジマネジメントを実現できない可能性が高くなります。今一度、原点に立ち返り「トランスフォーム(劇的な変容)」の意味を再考し、事業変革を捉えなおす機会になれば幸いです。


【開催要項】

開催日程: 2021年7月6日(火)~8日(木)

Day 1: 7月6日(火)15:00~17:00 トランスフォーメーションとプロセス参照モデル
Day 2: 7月7日(水)15:00~17:00 日本的トランスフォーメーション
Day 3: 7月8日(木)15:00~16:30 チェンジマネジメント

開催形式: Zoomによるオンライン配信

参加費用 : VCPC会員⇒無料、一般(非会員)⇒5,000円※(3日間通し)
  ※以下の協力団体の会員は参加費無料
      APICSコミュニティ,SSFJ,IIBA,ISMJ,BPM協会,BMIA

お問合せ先: 特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会事務局
         e-mail: info@vcpc.org

その他: ITCA後援セミナー(4時間を1ポイント換算)
     APICS資格メンテナンスポイント対象セミナー


プログラム

【第1日:7月6日(火)トランスフォーメーションとプロセス参照モデル】

■15:00-15:10 VCPC挨拶 理事長 三枝 利彰(フレームワークス)

■15:10-15:50 運用制御ワーキンググループ WGリーダー 大石 高至 
企業全体活動の中に運用制御プロセスを組込み、サプライチェーンや製品開発との関連を俯瞰的に考察するための仮想事例を開発しています。それによって新たに見えてくるものについて議論しています。

■15:50-16:20 DX for VCM ワーキング WGリーダー 三枝 利彰(フレームワークス)
サプライネットワークのDXに関する参照モデル(DCM)の完成度が上がってきました。DCMとSCORの関連性やDCMに拡充された成熟度モデルの活用など、WGで議論しているホットな話題をお届けします。

■16:20-16:40 PCF活用ワーキング WGリーダー 黒坂 武祐(CCNグループ)
APQCのPCF7.2.1クロスインダストリー版の企業活動全業務プロセスの参照モデルを読み解く活用WGの内容をご紹介致します。

■16:40-17:00 Q&Aセッション&クロージング


【第2日:7月7日(水)日本的トランスフォーメーション】

■15:00-15:05 VCPC挨拶 理事 中山 健(日立ソリューションズ東日本)
         日本型企業再生モデル研究WG主査

■15:10-15:40 「日本型企業再生 ーDX時代の組織能力を活用した進化ー」
         日本型企業再生モデル研究WGメンバー
         小松原 聡(青森中央学院大学 経営法学部 教授)
日本企業が取り組んできた数々の経営改革の実態を振り返り、それが結果として日本企業の強みの源泉であった現場力の弱体化をもたらしたと考えられる。日本経済が本格的な復活を遂げるためには、新時代に向けた企業の再生が不可欠であり、そのためには重要な組織能力としての現場力を再考し、それを活かした企業進化のあり方を追求する必要がある。現場力はDX時代に求められる企業進化の要件と親和性があり、そのことを意識した日本的トランスフォーメーションの実現に向けて、戦略マネジメント・コントロールの視点から提言する。

■15:50-16:20 「日本型企業再生 ー 一般化したDX のハード&ソフト体系化 ー」
         日本型企業再生モデル研究WGリーダー
         山本 邦雄(MCS研修所 代表)
ユーザーは、SCM、ERP、CRMなどブームに載ってシステムを導入してきたが、海外に比べうまくいっている企業が少なく、日本の生産性も29位に没落してきています。さらに最近の日本企業は、DXと言う抽象的な言葉に翻弄されています。
WGの研究活動では、日本企業が復活させるためにGAFA(GAFAM)のビジネスモデルや成功しているDXの企業の取り組みや成功要因をヒヤリング、研究・整理し規則性を見つけました。日本のトヨタ生産方式が米国で体系化されJITとして逆輸入されたように成功するためのソフト面・ハード面の規則性を一般化したDXストラクチャーについて発表させていただきます。

■16:30-17:00 Q&Aセッション&クロージング


【第3日:7月8日(木)チェンジマネジメント】

■15:00-15:05 VCPC挨拶 理事 中山 健(日立ソリューションズ東日本)

■15:05-16:05 欧米におけるチェンジマネジメントの発展と日本での適用
        一般社団法人日本チェンジマネジメント協会 理事 八木麻衣子 様
多くの欧米企業では「変わり続ける外部環境で勝ち残るために企業は日々変化し続けなければならない」と考え、変革推進の必須手法としてチェンジマネジメントを採用しています。米国でシニアプログラムマネージャーとして組織変革プロジェクトを推進しチェンジマネジメントを実践した経験・ナレッジをベースに、欧米におけるチェンジマネジメントの発展と日本での適用、チェンジマネジメントを行うために必ず押さえるべきポイントについてお話しします。

■16:05-16:20 「働き方革新」と「知恵を活かす経営」の研究WG WGリーダー 垣見祐二(スリーゼットコンサルティング)

■16:20-16:30 VCPCウィークを振り返って 総括クロージング

以 上

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