バリューチェーンをプロセス参照モデル活用で改革!

良くある質問

Q1:VCPCとSCCとの関係は?


VCPCは、プロセス参照モデルそのものを「調査・研究」、その適用を「実践研究」するための団体です。そのため、APICS Supply Chain Councilのアカデミック会員です。

従来、APICS Supply Chain Councilでは、SCORやDCORは英語によるサービスで十分であり日本語化は不要だと、そしてその研究のためのWG(ワーキンググループ)活動も不要だとの考えです。実際に、日本以外でこれらを行っている支部はありません。

しかし、旧SCC(Supply Chain Council)日本支部ボードメンバは、SCORやDCORを普及させるためには、日本語化とさらなる調査・研究が必要だと考え、SCC日本支部を解散し、VCPCを2011年4月に設立しました。現在、APICS Supply Chain Councilでは日本の会員向けに日本語化やメンバーズミーティングなどのサービスは実施されておりません。

 

Q2:VCPC会員(個人、法人)がプロセス参照モデルを入手・利用するには?


VCPCは、プロセス参照モデルそのものを「調査・研究」、その適用を「実践研究」するための団体であり、APICS Supply Chain Councilのカデミック会員です。

したがって、プロセス参照モデルを入手・利用するには、下記の2つのいずれかの方法があります。

 

1.APICS Supply Chain Councilからプロセス参照モデルSCOR・DCORを入手して利用する

2.VCPCのWGメンバーとなって、調査・研究を行う

・7つのWGが活動中(SCORに限らず)、途中でも受付可能

・WG参加期間中の副教材として、SCOR10.0と同日本語版、DCOR1.0と同日本語版を提供

ただし、個人会員の場合には、本人以外の第三者に日本語版を開示することはできません。

 

Q3:VCPC会員(個人、法人)のメリットは?


VCPC会員(個人、法人)には以下の特典があります。法人は参加人数の制限がありません。

【個人会員】

1.メンバーズミーティングへの参加

(1)バリューチェーンセミナーへの無料参加  毎年5月開催、非会員も無料参加可

(2)メンバーズミーティングへの無料参加

非定期に年2〜3回ほど開催しています。過去の開催内容に関してはこちらをご覧ください。

(3)上記資料のダウンロード

2.エンタープライズ業務体系表などの資料入手

(1)エンタープライズ業務体系表

企業の全業務機能を網羅したレベル1〜レベル4までの階層的な業務機能体系表の例として、世界の様々なプロセス参照モデルを組み合わせたもので、人事や経理などの支援活動、マーケティング・販売、製品開発、調達・生産・出荷などの主活動を包含しています。

(2)各種資料

3.ワーキンググループ(WG)活動への参加

会員の中から提案されたテーマに対して、皆さんが持っているナレッジや情報をお互いに出し合い、そのテーマへの理解を深め、あるいはそれを解決するための方法を検討します。企業内でだけでは知り合うことが出来ない、全く違う業務分野や業界、そして異なる年代の人達と議論を交わす中で、貴重なヒントが得られます。

WG活動趣意書に基づき、WGリーダのもとに月1回程度開催します。くわしくはこちらをご覧ください。

4.プロセス参照モデルの入手

(1)エンタープライズ業務機能体系表

(2)日本語版SCOR、DCORの入手

Q002の2の条件を満足させた場合に、有志が翻訳した日本語版を提供します。

 

【法人会員】

1.複数社員の方が個人会員のメリットを受けられます。

2.メルマガへのセミナー案内など企業のPRを掲載できます。

3.テーマ別のメンバーズミーティングにおいて、事例発表の機会を持てます。

ただし、希望企業の調整後。

現在のテーマ:IT、SCMとプロセス改革、ビジネスアナリシスとBPM

 

以上の特典から会員となることのメリット

・体系的な業務知識と業務プロセスを習得できる

・プロセスの見える化、改革、改善などの手法を習得、実践できる

・自らのキャリアアップに留まらず、企業の枠を超えた貴重な人的ネットワークが広がる

・自社や顧客のバリューチェンの再構築のために活動できるQ4:プロセス参照モデルとは?

 

Q4:ビジネスプロセスとは?

ビジネスプロセスとは、モノや情報からなる入力に対して、資源(モノ、情報、知識)を利用して価値を付加して、モノや情報からなる出力を生成する活動のことです。そのため、人間系プロセスとIT系プロセスの両方を含みます。例えば、以下のような分類ができます。

1.定型的/非定型的、構造化/半構造化/非構造化プロセス

2.人間系/IT系

3.作業系/意思決定系

4.実行系/支援系

5.計画/実行/測定/是正(PDCA)

6.戦略/戦略計画/計画管理/業務実行

 

Q5:プロセス志向とは?

「プロセス志向」とは、このビジネスプロセスを中心に、業務やマネジメントの仕組みを設計して実行することを言います。当然、プロセスの「見える化」はプロセス志向の前提条件となります。ビジネスアナリシスの大半はビジネスプロセスを取扱って、プロセス志向にするためです。
ビジネスプロセスという仕組みがあれば、成果が個人の能力にあまり依存せずに、継続的に成果を出せることになります。たとえば、「おいしいコーヒーを入れ方」はその例です。

 

Q6:バリューチェーンを強化する意義とは?

バリューチェーンとは、「調達→生産→物流→販売」といったサプライチェーンや、技術開発、顧客開拓、人材育成などの企業活動が一連の流れの中でその都度、付加価値(バリュー)を生み出していくものととらえ、そうした付加価値を生み出す企業の活動をビジネスプロセスの連鎖として描き出したものです。企業の競争力はバリューチェーンを構成するビジネスプロセスに対する従業員の業務遂行能力の総和といえます。そのためプロセス志向で従業員のビジネスプロセスに対する業務遂行能力を高めていくことが重要なのです。

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