バリューチェーンをプロセス参照モデル活用で改革!

メンバーズミーティング

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特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会(VCPC)では、会員の皆様に対するサービスの一環として、また実際に企業や組織の改革・改善を進めようと苦心している方々への一助として、会員様を対象としたセミナー(メンバーズミーティング)を毎年2〜3回開催しています。

2016年度メンバーズミーティング

2017年1月27日(金)開催

 

 

 

今回は、「データ活用の最前線 -統計解析からAI(人工知能)まで -」をテーマに、メンバーズミーティングを開催致します。IoT(Internet of Things)デバイスがそれ自身の技術革新に留まることなく、イノベーション創出の起点となっている現在。最新技術活用のキーポイントは何でしょうか。それは、蓄積したデータの活用です。新年1回目のメンバーズミーティング。新たなバリューをもたらすデータ活用の有り方を、統計解析からAIまで、活用技術・手法の面と様々な事例に焦点をあてることで探って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

VCPCからのご挨拶 〜 VCPCコンテンツとデータ活用 〜

特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会理事
株式会社日立ソリューションズ東日本 チーフコンサルタント 中山健

VCPCが普及・啓蒙をすすめているサプライチェーン(SCOR)、デザインチェーン(DCOR)、カスタマーチェーン(CCOR)、そしてプロダクトライフサイクルチェーン(PLCOR)の参照モデル群。これらはこれまで業務プロセス改革に大きな力を発揮するとして来ました。
IoT時代の現在、これらの参照モデルは、データ取得ポイントの設計、データ間の関係性の可視化、新たなバリュー創発プロセスの特定にも有益なものとなります。データ活用の基盤には、業務プロセスのエンジニアリングが必須であり、参照モデルが有効性を発揮する場面でもあるのです。

 

 

 

◆基調講演
「インサイトリサーチ 〜顧客を動かす隠れた心理から、価値を創造する〜」

株式会社デコム

代表取締役 大松 孝弘 様

データアナリティクスの最終的な目的は、現状把握でも予測でもない。顧客に価値を提供する具体的なアクション、つまりアイデアを導き出すことだ。しかし、このアイデアを導くことは簡単ではない。市場はすぐに成熟し、顕在化されたニーズは概ね充たされてしまうからだ。
そんな中、いかにして顧客が潜在的に求めていることを理解すれば良いのか。そして、それをどのように新たな顧客価値の創造につなげていけば良いのか。そのアプローチとしての「インサイトリサーチ」について、解説したい。

 

 

 

◆事例講演

「製造業を中心としたデータ分析事例とその課題のご紹介」

株式会社日立ソリューションズ東日本

事業企画開発本部 研究開発部 部長 手塚 大 様

世の中ではビッグデータや人工知能の活用による成功事例が華々しく紹介されている。しかしデータがあれば自動的に新しい知見が出てくる夢のようなシステムは存在しない。またデータを分析しても,もともと分かっていたことの再確認で終わることも多い。製造業での予防保守,電子商取引,需要予測へのデータ活用事例をもとに,データの有効活用を進めるために何が必要か,また何が課題かを紹介する。

 

 

 

◆特別講演】

「学習するコンピューター IBM Watsonが実現する競争優位と企業成長」

日本アイ・ビー・エム株式会社 Watson事業部

事業企画推進部長 林 克郎 様

IBM Watson は、自然言語処理と機械学習を使用して、大量の非構造化データから洞察を明らかにするテクノロジー・プラットフォームです。現在では、医療、金融、製造など様々なエリアで実用化されています。本講演ではWatsonのしくみや適用事例を、今後のIBMの戦略の方向性とあわせてご紹介します。

 

 

2016年9月16日(金)開催

 

 

 

今回は、「技術革新と顧客価値創造」をテーマに、メンバーズミーティングを開催致します。昨今、IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)、自動運転など、技術革新の新しい波が数多く起こり始めています。一方で、顧客は「早い、薄い、軽い」などの基本性能に関しては既に現状の製品で満足しており、顧客側から新たな価値(ニーズ)を聞き出す事は難しくなってきています。従って、単純に顧客が自分で分かっているニーズに対して新技術を適用して行く方法では、広く顧客にアピールする商品を作り出しにくくなっております。
今回のセミナーでは、このような状況の変化を踏まえ、顧客が掘り起こし切れていない潜在的な顧客価値、あるいは顧客が気付いていない新価値をどうやって発見して行くかをテーマとして設定します。さらに、そのような新顧客価値に対して、どのように新技術を適用して顧客価値を実現して行くかについて考察したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

◆理事長からのご挨拶 ~VCPCの活動ご紹介~

特定非営利活動法人バリューチェーンプロセス協議会理事長

株式会社プロセスデザインエンジニアリング 代表取締役 渡辺和宣

 

 

 

事例講演1

最新デジタル印刷ソリューション

富士ゼロックス株式会社

総合事業計画部 プロダクション事業戦略 シニアマネージャー 増田 博英 様

デジタル印刷とは、アナログ的な手段、たとえば凸版のような有形の版に落とすことなく、デジタルデータを直接印刷する方式や印刷物のことである。このうち、大量に印刷されるものをプロダクションプリントと呼んできた。しかしながら、近年大量印刷だけではない、デジタルという利点を活かしたプロダクションの新たな印刷物や市場が拡大してきている。このような市場の動きの中で事業展開されているお客様のご要望に応えるために富士ゼロックスは、新たな技術を開発し、超高速の連帳プリンターから高精細なカラープリンターまで、フルラインアップでプロダクションプリンターを継続して提供している。本稿では、最新のデジタル印刷ソリューションとして、弊社がどのようにお客様へ価値を提供するため、技術、サービス、仕組みを進化させてきたかを、これらのプロダクションプリンターを使って生み出される特徴的なデジタル印刷の具体的事例やそのようなデジタル印刷を支えるサービスと合わせて紹介する。

 

 

 

◆基調講演
「マーケティングの変遷と技術革新形態の変化」
東京大学/芝浦工業大学
名誉教授 児玉 文雄 様

本基調講演は、1)価値創造(Value Creation)とビジネスモデル革新との関係についての事例分析と定量分析;2)「顧客がすべて」から「顧客に近すぎると技術革新を阻害する」に至るまでのマーケティング科学の変遷;3)技術突破から技術融合を経て、モジュール構造への収束に至る、技術革新形態と技術開発プロセスの変化;の3部構成である。この3つの事項について概説した後で、市場活動の内容変化と技術革新の形態変化がどのように関連しているのかについての問題提起をする。

 

 

 

事例講演2

「画像認識サービスが提供する新たな顧客価値」

日本電気株式会社

ビジネスクリエイション本部 プロダクトプランナ 福澤 茂和 様

近年のコンピューターは、インターネット上の情報を認識するには、十分な進化を遂げている。調べ物をしたい場合は、ウェブサイトの検索窓に“知りたいモノの名前”を入力すると、瞬時に数万、数十万件の情報がヒットし、検索結果が表示される。しかし、日常生活の中でよくある「これ、何だっけ?」、「この人の名前、何だっけ?」と云う様な、名前が分からないモノを調べる場合は、ウェブサイトの検索窓だけでは解決できない。検索窓に入力すべき“名前”を知る必要があるからだ。このようなシーンの解決策のひとつとして、画像認識技術の適用が考えられる。例えば、スマートフォンのカメラで“知りたいモノ”の写真を撮るとアプリ上に知りたいモノの情報が表示されると云うサービスである。NECは、顔や指紋を対象とした特定用途の画像認識のみでなく、汎用的に物体を認識できる画像認識の研究も行っている。今回は、様々なモノを認識する画像認識技術のサービス化(画像認識サービス「GAZIRU」)について紹介する。

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